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2014年05月04日

大菩薩嶺から丹波大菩薩道を歩いてみた

5月3日ー4日
2014年 山行No.9

ゴールデンウイークに恒例となっている友達との山梨県丹波山村でのキャンプ。
学生時代から付き合いのある仲間とのキャンプで気兼ねなく過ごせるので気に入っています。

これまでは子供も連れて参加していましたがTもWも高校、中学となり 部活やなんだと予定が合わなくなり 今年は私だけでの参加。これからはこんな感じなんでしょうね。Tが小1、Wは年少から参加してましたので なんだかちょっと寂しく感じます。

で、それならトレッキングを兼ねて参加しようと山地図を見ていたら、「おや?キャンプ場(丹波山の東キャンプ場)の裏から百名山の大菩薩嶺まで登山道が続いている…距離はありそうだけど 頑張れば行けるかも」と思いつきました。

大菩薩嶺は昨年6月に行きましたが、曇りで眺望を楽しめなかったのでもう一度行きたいと思っていましたので丁度良い。
決めました!
子供も行きませんので キャンプをしたいと話していたKさんに声がけすると同行するとのこと。2週続けてテント泊山行をご一緒することになりました。





◼︎本日のコース
中央線甲斐大和駅ーバス(栄和交通)ー上日川峠ー福ちゃん荘ー唐松尾根ー雷岩ー大菩薩嶺ー雷岩ー大菩薩峠ー丹波大菩薩道ー丹波ローラー滑り台(下山場所)ー東キャンプ場(キャンプ泊)
※翌日は奥多摩駅から帰路へ

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テント装備で重かったので奥さんJに南大沢に送ってもらって5時53分発の京王線に乗りました。橋本、八王子で乗り換えましたが、中央線は 登山者・サイクリスト・レジャーのファミリー、グループ、ソロと大賑わいで混雑していました。

◼︎八王子駅中央線ホーム
6時35分発松本行きを待つ人達。


7時38分 甲斐大和駅到着。
ここから大菩薩嶺の登山口である上日川峠にバスで向かうのですが、中型マイクロバスは大変混雑するので 早く駅前バス停に並ぶのが重要です。前寄り車両に乗るのがいいですね。

◼︎GWということもありバス待ち大混雑。
私は無事最初のバスに座れました。
ちなみに始発は8時10分ですが、混雑していると臨時が出るので私が乗ってきた電車で来るのがオススメです。電車が到着後すぐに臨時が出発となります。それから後ろに並ぶと立ち乗りになるのですが、50分くらい山道を登るので出来るだけ座れるように並ぶべきですね。




下車時に料金1000円(これはピッタリ用意しておいた方がいいです)を払います。
その後私は準備運動をしたりしてKさんを待ちました。30分後くらいにKさん到着。無事座れたそうです。

9時10分 登山開始です。

◼︎峠の山小屋 ロッジ長兵衛横が登山道入口。


歩きやすい登山道を登って行くと30分くらいで 福ちゃん荘に到着します。
上日川峠と福ちゃん荘でキャンプをすることができます。この日は満員の予定と山荘の人が話していました。

◼︎福ちゃん荘にて
朝から大にぎわいでした。


メニューが豊富です


ここから大菩薩嶺方面へ向かう唐松尾根と大菩薩峠方面へ向かう登山道に分かれます。多くの登山者は大菩薩峠に向かって行きました。その方が登山道の傾斜は緩やかで歩きやすいのです。

私達が丹波山へ向かう丹波大菩薩道は大菩薩峠のすぐそばからスタートするので、唐松尾根側から大菩薩嶺を経由して歩いていくことにしました。

唐松尾根はかなりの急登です。
これは確かに子供や登山に慣れていない方は 下りに使った方がいいですね。
大菩薩嶺近くの雷岩に到着するまで約1時間です。

◼︎唐松尾根
ザックが重いのでゆっくり登りました。


途中から展望が開け富士山が!


雷岩の周囲は休憩するのに良い場所です。
多くの方が休んだり食事をしていました。


とりあえず私たちも富士山バックに記念撮影。
面白いアプリがあったので使ってみました。

◼︎写真を漫画風に加工してくれるアプリ。
後ろの富士山がいい感じ!


その後、大菩薩嶺 山頂を目指します。
眺望ゼロなのですが、やはり山頂へは行っておこうということに。
雷岩から山頂へは まだ雪が残っていました。流石にアイゼンは要りませんが凍結している部分もあるので下りは慎重に歩いた方がいいです。

◼︎雪がそれなりに。


◼︎大菩薩嶺 山頂
眺望なくても 多くの人が来ていました。


お腹が空いてきましたが、大菩薩峠まで歩こうと 先を急ぎます。
峠までは下りとなります。途中幾つか簡単な岩場があったりしますが 全体的に歩きやすく ここが大菩薩嶺登山のハイライトの場所となります。この日は本当に多くの登山者が歩かれていました。

◼︎富士山を見ながら歩ける登山道。
開放感が素晴らしい。


大菩薩峠手前の 岩場で私達も昼食とすることにしました。

今回初めて持参した、サーモス山専用ボトル。500mlもありますが、大して値段が変わらないので私は900mlです。
このボトル、保温能力がこの手の水筒では最高だとネットの記事などにレビューされていたので増税前に買っておきました。2月の大山登山では 一般用サーモスボトルを持って行きましたが ぬるくて使えなかったからです。

朝5時15分に98度の熱湯を600ml程度山専用ボトルに入れてきました。
昼食は11時40分でしたので、約6時間30分後の使用ということになります。

これでカップヌードルを作りました。
結果はバッチリ!
もちろん熱湯ではありませんが お湯としては熱々を維持しており、カップヌードルは丁度よく食べられる温度でした。
これならばカップ麺、スープ、コーヒーなどを実用的に作れます。
ボトルの重さは390gなので軽量です。ガスでお湯を沸かすより時間短縮できるので、使い分けで活用できますね。

◼︎山専用ボトル。
噂通りの実力。一般用とは全然違う。
値段も高いが…


昼食後は大菩薩峠の介山荘でトイレを済ませて、奥多摩丹波山村 東キャンプ場でキャンプをする友達との合流の為、一路 丹波大菩薩道で向かいます。

◼︎大菩薩峠
景色が良い登山道もここまで。
ここからは山深い山中の登山道を歩く。


丹波大菩薩道は 甲州・武州を結ぶ街道だったそうですが、柳沢峠への車道(青梅街道)が開通してからは山林管理道として活用されています。もちろん登山道でもあります。ただ、途中に展望の良い場所があるわけでも無いので、登山者は少ないだろうな…と思っていました。(丹波山に降りてもその後のアクセスも悪いですからね。)

大菩薩峠からは基本下りの歩きやすい登山道がずーーーーっと続きます。奥多摩でよくある 山林の中を歩く登山道です。

30分くらいで フルコンバ というポイントに到着します。ここで 丹波山方面と小菅方面へ道が分かれます。

◼︎フルコンバ


フルコンバから1時間くらいで、ノーメダワというポイントに到着します。

◼︎ノーメダワ


ノーメダワからやはり1時間くらいで 十文字追分(地図では追分)というところに到着します。
ここまで、最初からずっと同じような山間部の登山道が続きます。 斜面をトラバースするように作られた感じの登山道です。砂利路面もありますが多くが落ち葉で覆われた登山道となっています。

◼︎登山道。
歩きやすいが 距離が長い…。疲れます。
なだらかな傾斜で若干アップダウンがあります。反対側から来ると大変だと思います。



◼︎十文字追分
休憩中の女性2人組がいました。
丹波大菩薩道では、大菩薩嶺方向に2名(ソロ)、丹波山方面に4組(2人ソロ)と会いました。やっぱり少ないです。
でも登山道は明瞭で迷うことはありません。


十文字追分からしばらくすると沢沿いを歩きますが、ここはとても気持ちの良い区間です。新緑も綺麗で良かった。

◼︎沢沿いの登山道


1時間ほどで、藤タワというポイントに到着。ここで登山道は終わり、林道となります。
三叉路に分かれており、丹波バス停方面、高尾天平 ローラー滑り台方面、林道経由のローラー滑り台方面です。

◼︎藤タワ


私達は高尾天平経由ローラー滑り台方面を目指しました。
この登山道(というか遊歩道)、村で管理しているようですが、全く人が通っている様子がありません。というか見どころもありません。整備はしてあるのですが もったいない道です。
アップダウンが続き、最後に一気に標高を下げる激下り…。

そしてようやく、ローラー滑り台前の登山口に下山できました。
正直 ホントに疲れましたね。

◼︎登山道入口


12時半に大菩薩峠を出発して、16時45分到着。4時間15分かかりました。

最後にもう一踏ん張りして、17時10分 東キャンプ場でに到着。ようやく友達と合流です。やったー!疲れたー。

Kさんを皆さんに紹介してテントを設営。
そしてビールで乾杯しました。
くぅ〜 うまいっ!

◼︎我々のテント村(笑)みんなソロテント


その後 ぬめりのあるお湯が気持ち良い 「のめこいの湯」にみんなで行きました。下山後の温泉は最高ですね。

キャンプ場に戻ってからは、夕食?宴会?を楽しんで22時ころ私とKさんは疲れて先に寝させて頂きました。

(先日購入した ナンガ オーロラ ウルトラライト480DX UDDを初めて使いましたが 快適に 快眠できました。)

翌日は朝から快晴!


10時位までのんびり過ごしてから、奥多摩駅までEちゃんに送って頂き、帰路につきました。Eちゃんありがとうございました。また、お世話になったキャンプ友達の皆さん、ありがとうございました!
また来年?お会いしましょう。

今回の登山では大菩薩嶺を楽しみつつ、丹波山でキャンプをするという目的で実行しましたが、大菩薩峠がら丹波山が思ったより距離が長く、かなり疲れました。 でも、大混雑の大菩薩嶺から静かな山歩きを経てキャンプ場に至る行程は とても充実した山行となりました。

Kさん、2週連続お疲れ様でした。

◼︎今回の山行
・距離 17.5キロ(平面)
・時間 8時間(休憩込)







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この記事へのコメント
こんにちは。
大菩薩、良いお天気で素晴らしい眺望ですね!
私も大菩薩は好きで3回くらい登りましたが、今の時期が一番気持ちいいですよね☆
1時間も登らずにあの景色に辿り着けるお手軽さも最高です(笑)
私はまだ冬山をやっていないので、冬の間にだらけてしまった体のウォーミングアップには最適だなぁと毎回思ってます。
でも、そこからさらに4時間も歩いてしまうなんて、いやはや驚きです。登山後の温泉とビールは最高だったんじゃないですか??
Posted by ちいたろう at 2014年05月05日 11:38
ちいたろうさんこんにちは。

大菩薩、この日はゴールデンウイーク初日の好天で、そりゃもう 大勢で賑わっておりました。
(高尾山ほどではないですが)

気軽に楽しめる分、家族連れやご夫婦、カップル率が高いので、ソロハイカーはこの時期さみしいかなぁ。

その点、丹波大菩薩道はこれでもかというくらい人がいませんでした ^^; それはそれでさみしいですね(笑)

冬山?とは言えないかもしれませんが、塔ノ岳 是非冬に!
とっとこ登山部、ご一緒しますか(笑)
Posted by SANPOSANPO at 2014年05月06日 10:06
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大菩薩嶺から丹波大菩薩道を歩いてみた
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