みやま山荘の朝食は1回目組が6時から、2回目組が6時30分からです。
私たちは2回目組なので、起きてからザックの整理や出発の準備を行いました。
■日の出前。
葉が落ちているので綺麗です
朝食は混ぜ御飯でした。
これがまた美味しかったです。
7時20分、丹沢山を出発。
蛭ヶ岳までは3.4kmです。
気温はマイナス5度。寒いですね。
みやま山荘に泊まった方の多くは塔ノ岳方面へ引き返し、蛭ヶ岳に向かう人は数組でした。確かにここから西丹沢方面は更に雪深くなり、多少不安があるルートであることは間違いありません。
私たちも、蛭ヶ岳をゴールとして 引き返す行程としました。
丹沢山からはいきなり下ります。
流石に雪深い・・・。始めての雪歩きなので不安がないといえば嘘になりますが、トレースのあとをたどってマイペースで進んで行きます。
■みやま山荘からは登山者が少ない。
今日も天気は快晴!!!
丹沢山から蛭ヶ岳に向かう尾根は、今回の山行の中で最高の大展望が広がる素晴らしいコースでした。
前方にそびえる蛭ヶ岳を目指し、左前方には富士山。振り返れば丹沢山から塔ノ岳、その後ろには湘南・相模湾が広がっています。
■何度も立ち止まって景色を眺める
後ろは湘南方面の海。開放感抜群。
■富士山を見渡すこの景色。最高です。
こんな眺めがずっと続きます。
丹沢山から蛭ヶ岳へは約2時間。
蛭ヶ岳は最初から見えていますが アップダウンが続くので 結構大変です。
でも、景色が良いので 楽しいです。
そんなこんなで、9時40分 ついに蛭ヶ岳に到着です。 やりました〜。
■蛭ヶ岳 丹沢最高峰 1672m
山頂には蛭ヶ岳山荘の小屋番のおじさんがいて、山頂から見える景色を色々教えてくれました。
■富士山と南アルプス
手前は檜洞丸。いつか行きたい。
うさぎの足跡がそこら中にあった。
南アルプスは甲斐駒ケ岳、北岳などバッチリ見えました。他にも八ヶ岳、金峰山方面など、すべてが見渡せました。
おじさんの話では、ここまで天気が良いのは滅多にないことだそうで、ラッキーでした。
蛭ヶ岳からは夜景が素晴らしいとのことでしたので、蛭ヶ岳山荘にも一度泊まってみたくなりましたね。
■伊豆半島方面
■八王子〜都心方面
スカイツリーもはっきり見えた。
夜景は確かに素晴らしいことだろう。
■蛭ヶ岳山荘にはご覧の氷柱。寒い。
30分ほど景色を楽しんで、名残惜しいですが、帰路につきます。
山頂には何組かの登山者が来ていましたが、多くは姫次から道志側に下山するとのこと。大分雪深いことでしょう。
私たちは来たルートを戻ります。
帰路の途中では塔ノ岳の尊仏山荘に泊まった人や、塩水橋から丹沢山経由で来た人などとすれ違いました。
みなさん天気の良い丹沢の雪道歩きを楽しみにきたのでしょう。
■鬼ヶ岩ノ頭
鎖場だが雪のせいで高度感はそれほどない。
■帰路は登りで疲れました…
12時30分に丹沢山に到着。
少し休憩して、塔ノ岳を目指します。
Kさんは 絶好調で飛ばします。
私はマイペースといいますか、相変わらずの牛歩でついて行けません。
14時塔ノ岳に到着!
お腹が空きました〜。
ここで昼食を取ります。Kさんはラーメン、私はフリーズドライのカレー。アマノフーズの香るグリーンカレーですが、これはお気に入りです。辛めの味ですがとても美味しいです。
■お湯を注ぐだけですが本当に美味い
15時から大倉尾根で下山します。
時間があれば鍋割山に行きたいなと思っていましたが、とんでもない。
明るいうちに下山できるかも微妙…
この時間の大倉尾根は雪も溶けて ぐちゃぐちゃなので 歩きにくいです。
花立山荘でアイゼンを外して、ひたすら下ります。さすがに長い。。
夢中になって歩いて、17時前に大倉バス停に到着しました。
大倉バス停にはタクシーも来ているので 私たちはタクシーに乗り込み、一番近いおふろ(湯花楽)に直行します。
バスで渋沢駅に行ってタクシーで向かってもたいして料金は変わりませんので、お風呂に行くならばタクシーで行く方が時間的にも良いのではないかと思います。
今回の山行で今年の登り納めとなりましたが、最後の山行が偶然の雪の丹沢で、最高の景色で 大成功で終わることができて良かったです。
目的だった我が家から見える高い山 蛭ヶ岳も今年中に登ることができました。
Kさん、毎度お疲れ様でした。
来年も沢山登れたらいいなと思います。
■今回の山行(2日間)
距離 24.5km
時間 14時間
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