7時30分に小田原駅4番バス停でKさんと待ち合わせ。
自宅の南大沢からだと京王堀之内5時58分発に乗らねば間に合わないので家を出発するのが5時半過ぎとかなり早めの行動開始となります。この時期寒いし 出足としてはかなり辛いです。
バスは不思議なローカルデザインバスでした。
◼︎レトロチックなバス(ちょっと狭い)
50分くらいバスに乗るのでここで座れないといきなり疲れますので要注意。
仙石バス停で降りてからそのまま進行方向に10分ほど進むと右手にローソンがあり、その角を右折すると金時山登山口があります。
このコースの良いところは、スタート地点にコンビニがあるところで、食料関係の備品を何も持っていかなくても済んでしまうのが気持ち的に楽でいいです。私は、朝食、昼食、水などを購入。トイレも済ませ、準備体操を行って結局 9時15分に出発をしました。
◼︎とても便利なLAWSON
意外なことに、コンビニには登山者が(待ち合わせ)で多く集まっており、数グループの団体とトレランのグループが何組かと賑わっていました。トレランの人たちとはその後行き交うことはなかったのですが、どこに向かって走っていったのでしょう?
今回のコースは3度目ということもあり写真は少なめで登ります。ブログに記録を残していると、このように同じコースの山行記録だと新鮮なネタがないのでちょっと困ります。
◯度目・・と記載されている場合は過去記事をご覧頂くのが情報としては多めでよいと思われます。m(_ _)m
◼︎ローソン角から10分程歩いたところにある登山道入り口
この日の気温は2度で結構寒いです。登り始めは森の中を登っていくので風が無い為 体が温まってくると いい感じで登れます。風さえなければ、冬の低山登山は気持ち良いですね。
途中の矢倉沢峠で、閉鎖していたうぐいす茶屋が営業していて驚きました。(いつから?)
立地的にあまり利用することはないと思いますが、休憩ポイントが多いのはありがたいです。
◼︎うぐいす茶屋 トイレはありがたい
峠を過ぎると視界が良くなってきます。
途中、大きい岩がある場所があり 最初の展望スポットはここになります。
◼︎峠から先方面。 明るい登山道が続く。
◼︎大きい岩が目印の展望スポット。 大涌谷方面がよく見える。
岩から山頂までは距離は大したことはありませんが、それなりの急登が続きます。
また南面の為割と早い時間帯から登山道がぬかるんできて歩きにくいです。金時山だけなら片道70分程度で登れる為、多くの登山者が登っていますが、シューズはそれなりのものを履いてくることをおすすめします。
ということで山頂に到着しました。
この日は山頂の茶屋(金時茶屋)でイベント?が行われており、餅つきやその餅でおしるこやら その他の軽食やらを「有料で(^^;;」振舞っており、多くの登山者が食べていました。
当たり前ですが、下界とは価格が異なるので私たちはパス。だって1時間程度の山行ですから。
◼︎餅つきなど。。
スタートの時は快晴だったので期待していた富士山の眺望は、残念!少し雲が掛かっていました。ホント富士山って ここぞという時に、そこだけ雲があったりすることが多いです。
Kさんと しばらく山頂で待ってみましたが 回復しなさそうなので ちょっと休憩したのちに 先に進むことにしました。
◼︎富士山。 雲さえなければ最高の眺望。 愛鷹山は綺麗に見えた(左)
◼︎一応記念撮影 山頂はすごい混雑だった
矢倉沢峠まで戻りますが、毎回そうなのですが、11時ころのこの時間帯に登ってくる人が結構多く、行き違いが大変です。なぜか団体が多いので余計に面倒です。仕方ないとは思うのですが、10人を超えるパーティの場合は 一気に通過するのではなく、途中で区切る気配りがあるといいのになと感じることが多いです。まぁ離れてしまうと大変だからというのもあるんでしょうね。
峠を左折し 明神ヶ岳方面へ向かいます。
矢倉沢峠ー明神ヶ岳 間は指道標の時間がかなり厳しめなので、初級者の方は 少し多めの時間を読んでいた方がいいです。(指道標では峠ー明神 90分となっています)
私達は過去2回はコースタイムよりも遅めでした。今回は休憩を取らず それなりのペースで歩いたので 若干早いくらいのタイムで歩くことができました。
◼︎峠からしばらく歩いた場所から金時山がよく見える
3度目でコースの勝手が分かるので、いいペースで歩けましたが、このコースは小さめのアップダウンがずっと続きます。ですので、マイペースで歩かないと 意外と疲れてしまうコースだと思います。
ですが、随所に景色が良い場所があり、箱根神山方面(大涌谷方面)や、反対には丹沢山塊などが見えますし、振り返れば金時山越しに富士山も見える為 おすすめのコースです。
不思議なことに、あれほど金時山には人がいるのに、明神へのこのルートにはほとんど人がおりません。これは毎回です。確かに分岐から宮城野に下山するまで3時間くらいはかかるのと、車での登山の場合はバスで戻る必要があるのとで、ちょっと大変かもしれませんが、ぜひ歩いてほしいルートだと思います。
◼︎明神ヶ岳近くに来ると、稜線に出る。展望が良くなりこのコースのハイライト。
この日は、というより この時期はというべきかもしれませんが、稜線では強風が吹き荒れています。昨年の11月に訪れた時も同様でした。なので暴風防寒対策は必須です。私は耳当て、Kさんはあったか帽子を装着しました。
大概、お昼ご飯を明神山頂で食べることになると思うのですが、同様に強風なのでお勧めできません。したがって、稜線と山頂の間に防風林のようになっていて風が無いエリアがしばらくありますので、この間の広めの場所で食事をするのが良いと思います。私達もそうしました。
(山頂に近い場所で風を逃れて食事をしているグループも多くいましたが、近い場所は狭いので不向きです。ちょっと金時方面に離れた場所だと登山道が分岐していて視界を遮る場所などもあるので良いと思います)
食事後、明神ヶ岳山頂に到着。
◼︎明神ヶ岳 山頂にて
相変わらず強風で寒いので、さっさと下山します。
山頂から宮城野方面へ進むとすぐに、小田原方面の相模湾が素晴らしく見える場所があります。
ここは気持ちの良い景色で、やはりおすすめのスポットです。
◼︎相模湾が見渡せる
富士山も見納めになるので、振り返るとなんと雲が取れて山頂が見えます!
おおっ!これはラッキーです。頑張って歩いた甲斐がありました。
◼︎富士山
山頂から宮城野は 少し暗めの林の登山道となりますが、風は収まるのでいいです。
そうして、15時15分。山行のゴールである 勘太郎の湯に到着しました。
下山口から10分のところにある温泉で、冷え切った体(夏なら汗)を温めるには最高の場所にあります。
◼︎勘太郎の湯 靴洗い場もあるので、登山者には便利
◼︎値上がりして1000円になってた。これはちょっと困る・・
今回はかなり体が冷えてしまったので、ゆっくりと温まりました。いや、最高ですね。
その後、勘太郎の湯の目の前にある宮城野バス停から、バスに乗り小田原に戻りました。
Kさんが事前に調べてくれていた、居酒屋 「さんせん(駅前)」で豪華に舟盛りやエビフライや色々な魚料理をつまみに またまた呑んだくれお疲れ様会を開催して、楽しくなったところで解散しました。このお店、値段も普通ですし 美味しいのでお勧めです。
◼︎さんせん のお刺身がっつり盛り。 うまいっ!
ということで、今回の山行も大成功でした。
やっぱり、このコースはバランスが良く好きですね。また来年も来たいと思います。
Kさん お疲れ様でした!
※今回GPSログが正しく取れていなく、記録が記載できません。
私達のペースで 9時15分登山開始、15時15分下山完了でした。
距離は平面距離で13キロくらいです。
あなたにおススメの記事