蛭ヶ岳 ピストン!2014年登り納め登山!

SANPO

2014年12月29日 00:00

12月28日
2014年 山行No.30

14年の締めくくりの登山は、偶然にも切りのよい30回目の登山となりました。振り返ればよく登ったな!と思います。

締めくくりは 神奈川最高峰 蛭ヶ岳 です。
ひと月前にソロで登り天気に恵まれなかったので、今回はKさんと再チャレンジ。
とても良い登山になりました。





◼︎今回のコース
釜立沢登山口(駐車)ー丹沢主脈線ー姫次ー蛭ヶ岳 ピストン


にほんブログ村
6時30分に橋本駅に集合。
横浜に住むKさんは 最寄りの駅からだと橋本発のバスに間に合わない為、今回は私が車でピックアップして相模原市青根地区の登山口に向かいます。
(登山口関係の情報は前回記事をご覧ください)

ゲート前の駐車場に車を停めて、準備をしてから8時20分に出発。バス停より2キロ進んだ地点から歩くのでよいです。

この日はひとつ目のゲートは開いていたのですが何と無く進入することに躊躇い歩きました。舗装林道の歩行ですが、今回はKさんと2人での登山なので退屈ではありませんでした。

そうしてふたつ目のゲートを超えて、登山道に入りました。
丹沢主脈線に合流するまでの1時間はかなりの急登の登山道を登っていきます。私たちは無理せずにじっくりと登っていきました。

一月前と異なり、季節は冬モードで、登山道は硬く踏みしまった状態です。完全に凍結してました。

◼︎こんな霜柱がゴロゴロ転がってる!


寒いので耳当てをして歩きました。ニットの帽子でもよいのですが、行動中は以外と暑くなり蒸してくるので、耳当てがちょうど良いと感じます。
Kさんは寒いを連発^^;。ちなみにKさんは帽子です。

主脈線の尾根に出ると視界が開けていい感じです。

◼︎尾根からの景色


尾根を緩やかに登りながら、景観ポイントの姫次を目指します。
この区間は歩きやすく雰囲気もよく好きです。

◼︎姫次手前にある東海自然歩道最高地点


途中で会った登山者の方は 富士山も蛭ヶ岳もガスで見えずに引き返して来た…とのことだったので期待してなかったのですが、到着してみれば なんとバッチリの景色!これには感激しましたよ。

◼︎姫次。素晴らしい景色が待っていた。


◼︎富士山!すっかり雪深くなっていた。


◼︎蛭ヶ岳。山荘もはっきり見える。


姫次からは 一度下ります。結構な急な下りなのですが、久しぶりに滑って転びました。
土嚢袋で階段を補強してあるのですが、その上で滑りました。時間的に凍結が溶けて濡れているので注意が必要ですね。

一度下ると日陰が多くなるためか、以前に降った雪が残り また凍結のため 危険になってきました。とはいえ、乾いた路面との交互なので アイゼンをつけるのも躊躇われ 慎重に歩いて行きました。

◼︎積雪凍結が部分はこんな感じ


1時間くらい歩くと、蛭ヶ岳に向けての登りになっていきますが、すれ違う人がアイゼンを付けているので聞いてみると、「登りは大丈夫かもしれないけど、下りは危ないね」とのこと。
結局付けることになるならば・・ということで 早速チェーンスパイクを装着しました。
Kさんは昨年は6本軽アイゼンでしたが、スパイクを新調し、この日がデビューです。

蛭ヶ岳直下は今回のルートだと厳しい急登の木道がかなり続くのですが、結果的にはチェーンスパイクを取り付けて大正解でした。木の板も凍っておりかなり危険です。

◼︎永遠と続く木道が凍結。アイゼンよりスパイクの方が向いているコース。


山頂の近くでは富士山が気持ちよく見渡せる場所がありおすすめです。
但し、この辺りは もんのすごい風で 吹き飛ばされそうです。当然超寒い!

◼︎山頂の景色よりも私はおすすめ。後ろは檜洞丸。


そうして山頂に到着。12時20分でした。雪のせいもあり前回より遅かったです。
山頂には誰もいません!

◼︎山頂の景色


相模湾方面


神奈川最高峰 蛭ヶ岳! やった!


その後風を避けるため、山荘東側に移動。でも大して変わりませんでした…。
でも相模原・厚木方面の景色は最高です。

◼︎宮ヶ瀬ダム方面が綺麗です


と言いながら、とにかく寒い。気温はマイナス1度ですが、風でさらに寒い。
さっさと食事しましょうということで私は山専ボトルでカップヌードルを作って食べました。
Kさんはラーメンを作ったのですが、お湯がなかなか沸かず、また食べている最中にどんどん冷めてきてしまうと いまいちだったようです。意外とカップ麺は冷めにくくていいですね。寒い時は短時間で食べれるのでいいです。

そして下山しました。
早めにチェーンスパイクを外したら 案の定Kさんが滑って転倒しそうに。それを笑っていたら私が転びました。。。外しどきは難しいです。

姫次手前くらいからは陽だまりの中を歩いて行く感じで、帰路も気持ちよくトレッキングできました。

◼︎姫次からの帰路の富士山。この日は終日富士山が見えて良かったです


主脈線から外れ 登山口への下りの急登は、疲れた体にきつく、膝も痛くなってしまいました。改めてここの急登はかなりのものです。

そうして16時40分に駐車場に帰還しました。思ったより遅くなってしまいました。
その後、Kさんを橋本駅に送ってから帰りました。

このコースは 大倉尾根やヤビツからの表尾根と比べて、人が少なく静かですし、山間部、尾根道、階段、展望地が程よく混ざっていて とてもおすすめのコースだと思います。トイレが山頂にしかないのが残念なところですかね。
すれ違った方々は皆山歩きに慣れているような方ばかりでしたが、体力があれば危険箇所はないので初級でも十分歩けます。なんといっても神奈川・丹沢最高峰の蛭ヶ岳への最短コースですので、興味のある方は是非どうぞ。

Kさんお疲れ様でした!

◼︎今回の山行(誤差あります)
出発時刻/高度: 08:16 / 514m
到着時刻/高度: 16:40 / 507m
合計時間: 8時間24分
合計距離: 17.33km
最高点の標高: 1647m
最低点の標高: 507m
累積標高(上り): 1472m
累積標高(下り): 1475m

あなたにおススメの記事
関連記事