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2014年03月25日

雪の雲取山に行ってきた!

3月15日ー16日

2014年 山行NO.5

もともと3月1日ー2日で予定していた雲取山(雲取山荘泊)登山。大雪の影響で延期して、この度 無事登ってきました。
今回は私、Kさん、八ヶ岳で知り合ったSさんの3名での山行です。




2月14日の大雪後 奥多摩は山はもとより街も雪にうもれて除雪が行き届かない状態が続きました。街の除雪が完了し、丹波山方面の西東京バスが開通してからも 雲取山メインルートの鴨沢ルートからも積雪が多く、登山ができない状態。

やむなく(天気が悪かったこともありますが)雲取山登山は延期。
3月頭に、山荘の要請を請けたレンジャー約30名が鴨沢ルートを一気に歩いて頂いたおかげで、ようやく登山道にトレースができました。
結果、登山者が雲取山に行き始め、さらに天候も春めいてきたこともあり、私たちも実行することにしたのでした。



天候にも恵まれ、気持ちの良い雪と景色を楽しむことができました(^^)

■今回のコース(往復)
前夜 鴨沢バス停 前駐車場 に車中泊。
鴨沢ー七ツ石小屋ー七ツ石山ー奥多摩小屋ー雲取山ー雲取山荘(泊)
(復路は七ツ石山は巻道を使用)

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雲取山のメイン登山口である鴨沢には駐車場がありますが10台程度しか停められません。登山道の途中にある小袖乗越の駐車場は売地になっており停めにくい雰囲気のようなので、自宅にKさんに来てもらい前日に鴨沢駐車場で前泊することにしました。

10時40分に南大沢発。車中泊なので今回は我が家のセレナで出動です。
途中買い出しなどを行い12時半過ぎに鴨沢に到着しました。5台くらい先着がおりました。
久しぶりにセレナのシートをフルフラットにセッティングして 軽く晩酌をしてから持参したシュラフで眠りました。

■モンベルのシュラフ比較
Kさんの新調したスーパースパイラルダウンハガー650♯3(左)
私の10年来使っている スーパーストレッチダウンハガー♯3(右)

私のシュラフの方が大きく重い。
その分ストレッチ性が高くダウンの量も多い感じです。正直私の方が暖かい。
軽さ重視でモデルチェンジしたのかコストダウンしたのか・・どっちでしょう。



Sさんは入間から車でやってきて、8時過ぎに到着。予想通りその時点で駐車場は満車で停められません。多くの登山客が駐車スペースを探してウロウロしていました。前泊して大正解。
Sさんについては、鴨沢駐車場は奥行があるので私の車の前に縦列に停め無事解決しました(^^)

■鴨沢駐車場
ここに停められないと1キロくらい手前の留浦駐車場に停めることになる。


8時45分に登山開始!
鴨沢バス停前のトイレの裏から登って行きます。

■ひなびた民家の前の道をまずは歩く


雪の残る登山道に入りしばらくすると小袖乗越に着きます。駐車場(というより空き地)には3台くらい車が止まっていましたが、売地看板が立っているので、停めにくい雰囲気ではあります。



小袖から七ツ石小屋分岐点までは、登り尾根という名にふさわしく緩やかな傾斜がずっと続きます。好みでしょうが、アップダウンのある尾根よりも私は緩やかな傾斜で長く歩く方が好きなので、雲取山登山道は好きです。

■登山道・雪が全くない部分


■登山道・雪が残りちょっと危ない。


しばらくはノーアイゼンで進みましたが、七ツ石小屋まで半分を過ぎたころから雪道が多くなってきたので、アイゼン装着しました。

■この案内版を過ぎると雪がかなり増えた


Kさんは6本アイゼン、Sさんは10本アイゼン、私はチェーンスパイクとバラバラでしたが、雲取山頂まで、雪は踏みしめられているのでチェーンスパイクで問題はありませんでした。

雲取山への登山道は緩やかで登りやすいですが、積雪の為路面が傾斜して谷川に傾いている箇所が多くありました。
凍結すると危険だと思うので やはりアイゼンを装着した方が無難だと思います。

七ツ石小屋下の分岐では巻道方面が、雪で橋が倒壊した為通行止になっていました。ただ多くの方が通過していたので 明日の帰路は巻道で、本日は七ツ石山経由で行くことにしました。

■巻道通行止の看板


12時に七ツ石小屋に到着。3時間15分位かかりました。マイペースで歩いていますが雪道歩きは疲れますね。
登山歴ベテランのSさんも眺望が効かない雲取山歩きでペースが上がらなかったそうです。(奥多摩はそんな山ばかりですが)

■七ツ石小屋


七ツ石小屋で昼食にしました。
朝は晴れていましたが、だんだんと雲が出てきて日陰になることも。日が出ていないとかなり寒いです!

しばらく休んでから七ツ石山を目指します。小屋から200mくらい登りますので、今までと異なり急登となります。

途中で奥多摩駅方面〜雲取山へ続く 石尾根縦走路にぶつかります。
鷹ノ巣山(奥多摩)方面へはトレースはありましたが、人の形跡は少なそうでした。

■石尾根 鷹ノ巣山方面



山頂手前ではおそらく山名の由来だと思うのですが、巨石が並ぶ景色が圧巻でした。

■巨石が並ぶ(ちゃんと7つでした)


そして七ツ石山に到着!
まずはやりましたー(^-^)/

■七ツ石山 1757m 奥多摩第2位です。
ここまで来ると雪が沢山あります。


残念ながら富士山は雲の中・・・
でも、これから歩く雲取山へ続く石尾根縦走路がバシッと見えてやる気が出てきました。

■雲取山方面
右奥の雲取山まではまだ遠い。


七ツ石山から急登を下り(この急登はきついです)、ブナ坂で、七ツ石小屋下の分岐からの巻道と合流します。

そこからが雲取山登山の1番楽しい、気持ちの良いハイクコースです。
雪もしっかり残っているし、圧雪状態なので歩きやすい。来て良かったと実感。

■雪山ハイク
丹沢とはまた違った感じで楽しい。
石尾根の開放感は最高です(^^)



■おなじみダンシングツリー
雪の中でも元気いっぱいの存在感です。


■景色が本当に最高!


奥多摩小屋に14時30分に到着しました。

■奥多摩小屋
テント泊の方も数名。




時間が押してきてしまっているので、少し休んで雲取山頂を目指します。
日帰りで往復する方は本当にすごいと思います。

奥多摩小屋から雲取山まではアップダウンの連続で、1時間くらい苦しい区間です。夏道では登山道がジグザグなところもほとんど直登になっており、早い分 辛いコースとなっていました。

■基本全て直登!写真以上にキツイ。
Kさんは相変わらず元気です。


■いよいよ雲取山までの最後の登り!
Sさんも石尾根からはハイペース。


雲取山避難小屋を経て、山頂到着。
やりました〜(^-^)/ やっぱり疲れたー。

■雲取山 2017m 16時到着!
山頂が雪に埋れていておそらく2018mくらいにはなっていた。


ここでも残念ながら富士山は見えず。
天気も曇りになってしまいました。
ここは明日の朝に期待して、さっさと雲取山荘にむかいます。

山頂からの下りには雪が沢山、それも一部圧雪されていない状態であるため、歩きにくかったです。

雲取山荘16時30分到着。
片道11キロの行程でした。よく歩いたなぁ。

山荘は今だ雪に埋れていました・・。

■雲取山荘


■自炊小屋


長くなったので その2に つづく



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この記事へのコメント
モンベルのシェラフは旧い物と新しい物では番号(温度域)が1つ違っています。
今の#3は旧#4と同等の温度域で、旧#3は今は無いけど新では#2相当になります。旧#1は新#0で、新#1は旧#2。
Posted by 目黒駅は品川区 at 2014年03月25日 11:20
目黒区は品川区さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

なるほど、モンベルシュラフにはそんな変化があったのですね(^^)
どうりで厚みが異なると思いました。
私の旧タイプの♯3はロングなので重いですが割と適応範囲が広くて気に入っています。
スパイラルより旧ストレッチの方が横方向の伸びが大きくて快適です。
(これも感覚かもしれませんが)

参考になりました(^-^)/
Posted by SANPOSANPO at 2014年03月26日 12:42
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雪の雲取山に行ってきた!
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