2014年11月21日
丹沢 蛭ヶ岳に東野バス停より登ってきた!
11月16日
2014年 山行No.26
神奈川最高峰 丹沢の蛭ヶ岳にソロで登ってきました。蛭ヶ岳は昨年以来2回目ですが、今回は初めて北側の釜立沢登山口から登ってみました。釜立沢登山口は道志道沿いにある温泉 いやしの湯の近くといえば分かる方もいるでしょうか?。
地名では青根地区からの登山です。
蛭ヶ岳に車で行く場合の1番近いアクセスができる登山口となっています。


◼︎今回のコース
橋本駅ーバスー三ヶ木バスターミナルーバスー東野バス停ー釜立沢登山口ー姫次ー蛭ヶ岳ー丹沢山ー塔ノ岳ー大倉バス停ー渋沢駅

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2014年 山行No.26
神奈川最高峰 丹沢の蛭ヶ岳にソロで登ってきました。蛭ヶ岳は昨年以来2回目ですが、今回は初めて北側の釜立沢登山口から登ってみました。釜立沢登山口は道志道沿いにある温泉 いやしの湯の近くといえば分かる方もいるでしょうか?。
地名では青根地区からの登山です。
蛭ヶ岳に車で行く場合の1番近いアクセスができる登山口となっています。


◼︎今回のコース
橋本駅ーバスー三ヶ木バスターミナルーバスー東野バス停ー釜立沢登山口ー姫次ー蛭ヶ岳ー丹沢山ー塔ノ岳ー大倉バス停ー渋沢駅

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元々、この週末は会社の前の部署繋がりの方々と高尾山に行く予定があったのですが月末に延期。同じタイミングで以前 南高尾山稜で出会ったSさんと富士エリアにトレッキングに誘われていましたが、Sさんの怪我で来月に延期。ぽっかり予定が空いてしまいました。
それならソロで何処かへ行こう!と検討し、当初は箱根の金時・明神に行って宮城野温泉に入ろうと思ったのですが、蛭ヶ岳が南大沢から見える丹沢最高峰という記事をブログに書いたことで、蛭ヶ岳もいいなぁと思ったのでした。
蛭ヶ岳ならdosanさんのブログを見て青根地区からの登山に興味があったのと、目黒駅は品川区さんのコメントで住まいの南大沢からの青根方面のアクセスが実は良いこともあって、この際チャレンジしてみることにしたのでした。
朝5時53分の南大沢駅初の京王線で橋本駅に向かいます。まだ辺りは真っ暗。気温は8度、寒いです!
橋本駅北口1番のバス停 6時20分発 三ヶ木(みかげ)行きで終点の三ヶ木まで行きます。だいたい30分くらいです。
橋本1番バス停のそばにローソンがあるので便利で私もバス待ちの間に食料とか買いました。
◼︎橋本北口1番バス停

三ヶ木は神奈中バスのターミナルですので、そのまま乗り換えをします。今度はターミナル3番バス停より、月夜野行き6時55分のバスに乗って 東野バス停で降ります。
ちなみに、登山口へはこのバスを逃すとタクシーしか公共機関では行けませんので注意です。
◼︎月夜野行きバス。ほとんど登山客。

途中、焼山登山口バス停で降りて、丹沢主脈のスタート地点から歩くこともできますが、コースが長くなるので今回はパス。なんと言っても丹沢最高峰の蛭ヶ岳登山ですし、最短コースの東野バス停から登ってもCTでは5時間半も掛かるのです。私の鈍足で果たしてたどり着けるか、真面目に心配な登山でした。
もう一つの心配は帰りもバスが1本しかなく東野バス停16時20分発を逃すとアウト!。タクシーしかありません…。
うーん、デンジャラス。
とりあえず登ってみて、ダメそうなら途中で引き返すか、または大変だけど蛭ヶ岳からそのまま丹沢山、塔ノ岳より大倉バス停に降りるかにしようと決めました。
◼︎東野バス停の時刻表…。

橋本から思っていたより多くの登山者がバスに乗っていて だいたい15人位いました。良かった、初めてだから1人は心細いなぁと思っていたのです。
ところがほとんどの方は 焼山登山口バス停、平丸バス停で下車!えーっ、最短コース行かないの?、結局東野バス停下車は私だけでしたでした。
(後で気がつきましたが平丸が最短でした。東野は車で行った時の最短です。バス停からのCTは15分平丸からが早い。バス乗車時間も10分位短いので延べ30分位早いことになります!)
7時50分。気を取り直して出発します。
◼︎バス停先の分岐。ここを左に進む

バス停からまずは100m位の諏訪神社横のトイレに立ち寄ります。このトイレとても綺麗なのでありがたいです。ここから先は蛭ヶ岳山頂までトイレはありませんでした。
◼︎諏訪神社 左の道の奥 すぐにトイレ。

◼︎公衆トイレ 綺麗です

◼︎山ビル注意!
流石に11月、大丈夫でしょう。

指道標に従い道を歩き、やがて舗装林道に入っていきます。東海自然歩道 八丁坂の頭 方面に進めばOKです。
◼︎指道標 とにかくこれに従って進む

途中2つの林道ゲートがあります。車の場合1つ目のゲート近くに2箇所駐車スペースがありました。合わせて8台分位かな。
少ないから注意ですね。ほぼ満車でした。
◼︎1つ目のゲート 8時20分着。

2つ目のゲート手前で左に入る登山道がありますが通行止めでした。ですがゲートを超えて林道の終点まで歩くと、そこで登山道と合流するので、結局は林道終点まで歩けば良いということになります。
◼︎2つ目のゲート 8時47分着。
そのまま先に進めばよい。

◼︎林道終点。8時55分。
ここからようやく登山道です。

登山道入り口横(上の写真右)に山林管理用のモノレールがあります。このレール、主脈の姫次近くまで来てました。作るの大変だったでしょうが、運搬は楽ですね!。
登山道は明瞭で、赤テープも随所にあって間違えるところはありません。大倉尾根や表尾根と違って登山客が全くいない為、ドキドキしながら登ってたのですが問題無しでした。でも、クマ鈴は久しぶりに鳴らしまくってましたけど(笑)
◼︎落ち葉たっぷりの登山道

尾根に出るまでは急登が続きます。
ただ、この区間は落ち葉の心地よい登山道なので階段の丹沢のイメージではなく、奥多摩のようです。
◼︎急だか歩きやすい道

途中下山者と4組すれ違いました。
最初のおじさんは朝3時から登って蛭ヶ岳から降りてきたとのこと!
えぇっ?すごいです…。
次のソロのお兄さんは昨日ヤビツ峠から登って蛭ヶ岳山荘に泊まったそうですが、ヤビツ峠行きのバスは臨時にも乗れない程の大混雑だったそうです。昨日は天気が最高だったから混雑したようです。
そんなこんなで尾根に到着。
少し歩くと丹沢主脈線に合流します。ここまで来ると多くの登山客と行き違います。
◼︎丹沢主脈線と合流 9時50分。

主脈線のこの区間は明るい尾根で歩きやすいです。途中木道も出てきます。
◼︎気持ちいい尾根歩き

今回の登山では、前日にバーゲンで4700円で買った(^^) ノースフェイスのトレランシューズにモンベルのショートゲイターを付けて履いてきました。トレランはやらないというか、やれる体力もありませんが、トレランシューズで登山をしている方も多くいるという記事を見たので、1度試してみたくなったのです。
ここまでの急登、木道などではトレランシューズは絶好調!。真面目に歩きやすいです。まぁ、普通のランニングシューズと変わらない作りで、つま先と踵がややしっかりしている感じなので 歩きやすいのは当たり前ですね。ソールはとても滑りにくく この点は最高でした。
いい感じで歩くと 展望地の姫次に到着します。少し前に 東海自然歩道最高地点の場所がありますよ。
◼︎東海自然歩道 最高地点 1433m
目立たない標識。もっとアピールすれば?

姫次に着いた頃は 最初晴れ間もあった天気はすっかり曇ってきて、ガスも濃くなってきました。おまけに寒い。
姫次からの富士山を楽しみにしていたのですが残念でした。
◼︎姫次

◼︎蛭ヶ岳 まだ遠い…

少し休憩して蛭ヶ岳を目指します。
ここから再び山中を歩くコースとなり、1度標高100m位下ります…。
姫次で休んでいた3人組の男性が 私と同じようなペースで歩いていた為、結果的に少し離れたその後ろで、いいペースで歩くことができました。
◼︎お決まりの鹿もいた

この辺りでは大人数のパーティとすれ違いましたので、おそらく 蛭ヶ岳山荘や丹沢山のみやま山荘泊の方々なのだと思います。
蛭ヶ岳手前で、木道階段の急登があり 再び一気に標高を上げます。噂に聞いてましたが 確かにキツイ!また、吹き上げ風が強くメチャ寒い!
でも、天気がイマイチながら振り返ると開放感のある景色が広がっていました。天気が良い時に見てみたいです。
◼︎山頂手前の階段地獄。うーん 疲れる!

階段を登り切ると蛭ヶ岳に到着。
丹沢、また神奈川最高峰です。
15人位の登山客がお昼を食べてました。
◼︎蛭ヶ岳 山頂 11時45分着。 1672m
バス停から約4時間。

私も昼食としましたが、何せ寒い!
温度計は2度を指していました。ダウンとアウターを着込みました。
◼︎昼食。カップラーメンとサンドウィッチ
山専ボトルでお手軽に済ませます。

ここでしばらく考えます。
東野に戻るか、先に進むか。
登り4時間だったので、帰りのバスにはおそらく普通に間に合うけど、近くのいやしの湯には絶対入れないな…。だったら丹沢山、塔ノ岳へ縦走チャレンジしてみようかな…。でも時間厳しいかな?と。
山頂まで何度か抜いたり抜かれたりしたおじさんがいたので、この後どうするか聞いたところ、大倉まで真っ暗だろうけど歩く!とのこと。
この言葉で私も大倉まで行くことにしました。大倉尾根なら暗くてもライトあれば危なくないですしね。
12時20分 丹沢山に向けて出発します。
◼︎蛭ヶ岳山荘。 昨夜は混雑したとのこと

◼︎丹沢まで3キロ少々。

ここでようやく少し晴れ間が出てきました。相変わらず寒いですが東側宮ヶ瀬ダム方面の景色が綺麗でした。でも西側はガスが連続して上がってきてずっと視界が悪かったです。
◼︎宮ヶ瀬ダム方面 下は晴れていた。

◼︎西側 ユーシン方面
かろうじて谷が見えたがガスが多かった

◼︎鬼ヶ岩の頭
晴れていれば景勝地でもあるが真っ白。

蛭ヶ岳から丹沢山、塔ノ岳までは特に登山道がぬかるんでいました。冬から春先までは仕方ないですが歩きにくいです。私はメッシュのトレランシューズだったのでかなり気を付けて歩きました。
スピードがあがりません…。
◼︎泥濘登山道

13時45分、丹沢山到着です。
10人位人がいました。
みやま山荘でスタンプラリーのスタンプを押しました。1番の難所?をゲットで、残すところ大山のみとなりましたよ。
◼︎みやま山荘
また泊まってみたい。

◼︎丹沢山山頂

できれば明るいうちに下山したいので先を急ぎます。
◼︎塔ノ岳まで2キロ少々。
登りがあるのも この区間で終わり!

この時間になるとほとんど登山者とは行き違いません。日曜日なので山荘泊の方も少ないのでしょう。
◼︎やっぱり東側だけ展望よし。

塔ノ岳に14時55分到着。
山頂は吹きっさらしで寒かったです。
人も全然おらず、1グループだけ寒い中ご飯を食べてました。
◼︎塔ノ岳山頂
撮影を頼む人すらいなかった…。涙。

寒いのでさっさと下山します。
大倉尾根をできるだけ急いで歩きました。トレランシューズは大倉の下山ではとても歩きやすく 今までで1番テンポ良く歩けましたね。
花立山荘で鍋割山から来たという若いカップルと話をしましたが、鍋焼きうどんで2時間位待ったとのこと。土日はすごいんですねぇ!
ヘッドライトを持っていないとのことだったので日没に注意してと伝えました。
(おそらく見晴茶屋あたりで日没を迎えたと思います。大丈夫だったかな…)
下に降りるとはれてきて、夕方の尾根歩きは 中々いい感じでした。
◼︎木漏れ日の尾根道

急いで降りたのですが、最後はほぼ真っ暗。なんとかライトなしで歩ける明るさでした。
17時5分 大倉バス停到着!
下山は2時間でした。
いやー 疲れたけど、なんとか歩き切れました。勢いでのチャレンジでしたが私でも日帰り縦走できたことがすごく嬉しかったですね。
◼︎バスに飛び乗り渋沢駅に。
お疲れさまでした!

残念ながら天気には恵まれませんでしたが、新しい登山道を歩けたこと、また頑張れば縦走できることで、なかなか良い登山でした。久しぶりに神奈川最高峰 蛭ヶ岳に登れたのも良かったな。
本当は景色が素晴らしいコースなので、今度は晴れの日にまたチャレンジしたいと思います。
トレランシューズのテストも大合格。
これから低山では上手に活用したいと思います。
次の日の仕事… 辛かったです(笑)
◼︎本日の山行
※誤差あります
出発時刻/高度: 07:48 / 413m
到着時刻/高度: 17:06 / 295m
合計時間: 9時間18分
合計距離: 19.56km
最高点の標高: 1644m
最低点の標高: 295m
累積標高(上り): 1649m
累積標高(下り): 1765m
それならソロで何処かへ行こう!と検討し、当初は箱根の金時・明神に行って宮城野温泉に入ろうと思ったのですが、蛭ヶ岳が南大沢から見える丹沢最高峰という記事をブログに書いたことで、蛭ヶ岳もいいなぁと思ったのでした。
蛭ヶ岳ならdosanさんのブログを見て青根地区からの登山に興味があったのと、目黒駅は品川区さんのコメントで住まいの南大沢からの青根方面のアクセスが実は良いこともあって、この際チャレンジしてみることにしたのでした。
朝5時53分の南大沢駅初の京王線で橋本駅に向かいます。まだ辺りは真っ暗。気温は8度、寒いです!
橋本駅北口1番のバス停 6時20分発 三ヶ木(みかげ)行きで終点の三ヶ木まで行きます。だいたい30分くらいです。
橋本1番バス停のそばにローソンがあるので便利で私もバス待ちの間に食料とか買いました。
◼︎橋本北口1番バス停

三ヶ木は神奈中バスのターミナルですので、そのまま乗り換えをします。今度はターミナル3番バス停より、月夜野行き6時55分のバスに乗って 東野バス停で降ります。
ちなみに、登山口へはこのバスを逃すとタクシーしか公共機関では行けませんので注意です。
◼︎月夜野行きバス。ほとんど登山客。

途中、焼山登山口バス停で降りて、丹沢主脈のスタート地点から歩くこともできますが、コースが長くなるので今回はパス。なんと言っても丹沢最高峰の蛭ヶ岳登山ですし、最短コースの東野バス停から登ってもCTでは5時間半も掛かるのです。私の鈍足で果たしてたどり着けるか、真面目に心配な登山でした。
もう一つの心配は帰りもバスが1本しかなく東野バス停16時20分発を逃すとアウト!。タクシーしかありません…。
うーん、デンジャラス。
とりあえず登ってみて、ダメそうなら途中で引き返すか、または大変だけど蛭ヶ岳からそのまま丹沢山、塔ノ岳より大倉バス停に降りるかにしようと決めました。
◼︎東野バス停の時刻表…。

橋本から思っていたより多くの登山者がバスに乗っていて だいたい15人位いました。良かった、初めてだから1人は心細いなぁと思っていたのです。
ところがほとんどの方は 焼山登山口バス停、平丸バス停で下車!えーっ、最短コース行かないの?、結局東野バス停下車は私だけでしたでした。
(後で気がつきましたが平丸が最短でした。東野は車で行った時の最短です。バス停からのCTは15分平丸からが早い。バス乗車時間も10分位短いので延べ30分位早いことになります!)
7時50分。気を取り直して出発します。
◼︎バス停先の分岐。ここを左に進む

バス停からまずは100m位の諏訪神社横のトイレに立ち寄ります。このトイレとても綺麗なのでありがたいです。ここから先は蛭ヶ岳山頂までトイレはありませんでした。
◼︎諏訪神社 左の道の奥 すぐにトイレ。

◼︎公衆トイレ 綺麗です

◼︎山ビル注意!
流石に11月、大丈夫でしょう。

指道標に従い道を歩き、やがて舗装林道に入っていきます。東海自然歩道 八丁坂の頭 方面に進めばOKです。
◼︎指道標 とにかくこれに従って進む

途中2つの林道ゲートがあります。車の場合1つ目のゲート近くに2箇所駐車スペースがありました。合わせて8台分位かな。
少ないから注意ですね。ほぼ満車でした。
◼︎1つ目のゲート 8時20分着。

2つ目のゲート手前で左に入る登山道がありますが通行止めでした。ですがゲートを超えて林道の終点まで歩くと、そこで登山道と合流するので、結局は林道終点まで歩けば良いということになります。
◼︎2つ目のゲート 8時47分着。
そのまま先に進めばよい。

◼︎林道終点。8時55分。
ここからようやく登山道です。

登山道入り口横(上の写真右)に山林管理用のモノレールがあります。このレール、主脈の姫次近くまで来てました。作るの大変だったでしょうが、運搬は楽ですね!。
登山道は明瞭で、赤テープも随所にあって間違えるところはありません。大倉尾根や表尾根と違って登山客が全くいない為、ドキドキしながら登ってたのですが問題無しでした。でも、クマ鈴は久しぶりに鳴らしまくってましたけど(笑)
◼︎落ち葉たっぷりの登山道

尾根に出るまでは急登が続きます。
ただ、この区間は落ち葉の心地よい登山道なので階段の丹沢のイメージではなく、奥多摩のようです。
◼︎急だか歩きやすい道

途中下山者と4組すれ違いました。
最初のおじさんは朝3時から登って蛭ヶ岳から降りてきたとのこと!
えぇっ?すごいです…。
次のソロのお兄さんは昨日ヤビツ峠から登って蛭ヶ岳山荘に泊まったそうですが、ヤビツ峠行きのバスは臨時にも乗れない程の大混雑だったそうです。昨日は天気が最高だったから混雑したようです。
そんなこんなで尾根に到着。
少し歩くと丹沢主脈線に合流します。ここまで来ると多くの登山客と行き違います。
◼︎丹沢主脈線と合流 9時50分。

主脈線のこの区間は明るい尾根で歩きやすいです。途中木道も出てきます。
◼︎気持ちいい尾根歩き

今回の登山では、前日にバーゲンで4700円で買った(^^) ノースフェイスのトレランシューズにモンベルのショートゲイターを付けて履いてきました。トレランはやらないというか、やれる体力もありませんが、トレランシューズで登山をしている方も多くいるという記事を見たので、1度試してみたくなったのです。
ここまでの急登、木道などではトレランシューズは絶好調!。真面目に歩きやすいです。まぁ、普通のランニングシューズと変わらない作りで、つま先と踵がややしっかりしている感じなので 歩きやすいのは当たり前ですね。ソールはとても滑りにくく この点は最高でした。
いい感じで歩くと 展望地の姫次に到着します。少し前に 東海自然歩道最高地点の場所がありますよ。
◼︎東海自然歩道 最高地点 1433m
目立たない標識。もっとアピールすれば?

姫次に着いた頃は 最初晴れ間もあった天気はすっかり曇ってきて、ガスも濃くなってきました。おまけに寒い。
姫次からの富士山を楽しみにしていたのですが残念でした。
◼︎姫次

◼︎蛭ヶ岳 まだ遠い…

少し休憩して蛭ヶ岳を目指します。
ここから再び山中を歩くコースとなり、1度標高100m位下ります…。
姫次で休んでいた3人組の男性が 私と同じようなペースで歩いていた為、結果的に少し離れたその後ろで、いいペースで歩くことができました。
◼︎お決まりの鹿もいた

この辺りでは大人数のパーティとすれ違いましたので、おそらく 蛭ヶ岳山荘や丹沢山のみやま山荘泊の方々なのだと思います。
蛭ヶ岳手前で、木道階段の急登があり 再び一気に標高を上げます。噂に聞いてましたが 確かにキツイ!また、吹き上げ風が強くメチャ寒い!
でも、天気がイマイチながら振り返ると開放感のある景色が広がっていました。天気が良い時に見てみたいです。
◼︎山頂手前の階段地獄。うーん 疲れる!

階段を登り切ると蛭ヶ岳に到着。
丹沢、また神奈川最高峰です。
15人位の登山客がお昼を食べてました。
◼︎蛭ヶ岳 山頂 11時45分着。 1672m
バス停から約4時間。

私も昼食としましたが、何せ寒い!
温度計は2度を指していました。ダウンとアウターを着込みました。
◼︎昼食。カップラーメンとサンドウィッチ
山専ボトルでお手軽に済ませます。

ここでしばらく考えます。
東野に戻るか、先に進むか。
登り4時間だったので、帰りのバスにはおそらく普通に間に合うけど、近くのいやしの湯には絶対入れないな…。だったら丹沢山、塔ノ岳へ縦走チャレンジしてみようかな…。でも時間厳しいかな?と。
山頂まで何度か抜いたり抜かれたりしたおじさんがいたので、この後どうするか聞いたところ、大倉まで真っ暗だろうけど歩く!とのこと。
この言葉で私も大倉まで行くことにしました。大倉尾根なら暗くてもライトあれば危なくないですしね。
12時20分 丹沢山に向けて出発します。
◼︎蛭ヶ岳山荘。 昨夜は混雑したとのこと

◼︎丹沢まで3キロ少々。

ここでようやく少し晴れ間が出てきました。相変わらず寒いですが東側宮ヶ瀬ダム方面の景色が綺麗でした。でも西側はガスが連続して上がってきてずっと視界が悪かったです。
◼︎宮ヶ瀬ダム方面 下は晴れていた。

◼︎西側 ユーシン方面
かろうじて谷が見えたがガスが多かった

◼︎鬼ヶ岩の頭
晴れていれば景勝地でもあるが真っ白。

蛭ヶ岳から丹沢山、塔ノ岳までは特に登山道がぬかるんでいました。冬から春先までは仕方ないですが歩きにくいです。私はメッシュのトレランシューズだったのでかなり気を付けて歩きました。
スピードがあがりません…。
◼︎泥濘登山道

13時45分、丹沢山到着です。
10人位人がいました。
みやま山荘でスタンプラリーのスタンプを押しました。1番の難所?をゲットで、残すところ大山のみとなりましたよ。
◼︎みやま山荘
また泊まってみたい。

◼︎丹沢山山頂

できれば明るいうちに下山したいので先を急ぎます。
◼︎塔ノ岳まで2キロ少々。
登りがあるのも この区間で終わり!

この時間になるとほとんど登山者とは行き違いません。日曜日なので山荘泊の方も少ないのでしょう。
◼︎やっぱり東側だけ展望よし。

塔ノ岳に14時55分到着。
山頂は吹きっさらしで寒かったです。
人も全然おらず、1グループだけ寒い中ご飯を食べてました。
◼︎塔ノ岳山頂
撮影を頼む人すらいなかった…。涙。

寒いのでさっさと下山します。
大倉尾根をできるだけ急いで歩きました。トレランシューズは大倉の下山ではとても歩きやすく 今までで1番テンポ良く歩けましたね。
花立山荘で鍋割山から来たという若いカップルと話をしましたが、鍋焼きうどんで2時間位待ったとのこと。土日はすごいんですねぇ!
ヘッドライトを持っていないとのことだったので日没に注意してと伝えました。
(おそらく見晴茶屋あたりで日没を迎えたと思います。大丈夫だったかな…)
下に降りるとはれてきて、夕方の尾根歩きは 中々いい感じでした。
◼︎木漏れ日の尾根道

急いで降りたのですが、最後はほぼ真っ暗。なんとかライトなしで歩ける明るさでした。
17時5分 大倉バス停到着!
下山は2時間でした。
いやー 疲れたけど、なんとか歩き切れました。勢いでのチャレンジでしたが私でも日帰り縦走できたことがすごく嬉しかったですね。
◼︎バスに飛び乗り渋沢駅に。
お疲れさまでした!

残念ながら天気には恵まれませんでしたが、新しい登山道を歩けたこと、また頑張れば縦走できることで、なかなか良い登山でした。久しぶりに神奈川最高峰 蛭ヶ岳に登れたのも良かったな。
本当は景色が素晴らしいコースなので、今度は晴れの日にまたチャレンジしたいと思います。
トレランシューズのテストも大合格。
これから低山では上手に活用したいと思います。
次の日の仕事… 辛かったです(笑)
◼︎本日の山行
※誤差あります
出発時刻/高度: 07:48 / 413m
到着時刻/高度: 17:06 / 295m
合計時間: 9時間18分
合計距離: 19.56km
最高点の標高: 1644m
最低点の標高: 295m
累積標高(上り): 1649m
累積標高(下り): 1765m
この記事へのコメント
こんにちは~
ロングコースでしたね。
夏場に平丸からの縦走を検討してました(都合つかず延期)。
そろそろチャレンジしたいと思っていたので、参考になりました。
どんなに急いでもスタートがこの時間だと、日没にギリギリですよね。
ちょっと怖いかな。
途中の小屋泊を視野に入れつつ、チャレンジしてみようかと思っています。
ロングコースでしたね。
夏場に平丸からの縦走を検討してました(都合つかず延期)。
そろそろチャレンジしたいと思っていたので、参考になりました。
どんなに急いでもスタートがこの時間だと、日没にギリギリですよね。
ちょっと怖いかな。
途中の小屋泊を視野に入れつつ、チャレンジしてみようかと思っています。
Posted by moka
at 2014年11月25日 12:55

mokaさん こんにちは(^^)
平丸からの登山を計画していたのですね。それも夏ですか!?
私はヒル情報が怖くて夏は行けませんでした…。
この時期確かに日没は不安ですね。
ですが、ある意味ではメジャーな大倉尾根だから日没後もなんとか安心して降りられるような気もします。
私も天気良い日にもう一度歩きたいと思っています。機会あればご一緒しましょう(^^)
平丸からの登山を計画していたのですね。それも夏ですか!?
私はヒル情報が怖くて夏は行けませんでした…。
この時期確かに日没は不安ですね。
ですが、ある意味ではメジャーな大倉尾根だから日没後もなんとか安心して降りられるような気もします。
私も天気良い日にもう一度歩きたいと思っています。機会あればご一緒しましょう(^^)
Posted by SANPO
at 2014年11月25日 23:57

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